10/06/2013

倫敦 3日目

土曜日の今日はポートベローの蚤の市に久々に出掛けてみました。
アンティークを漁り過ぎた母には
今は懐かしい場所という感じ。
懐かしい物達が今流に進化して、デザインされて蘇り、新しい刺激を母には与えてくれます。
そして、それが今の新しい、経済の安定したイギリスを支えているように思えます。

母が暮らした頃は、若い失業者があふれ、ただ歩いていると、税金の高いタバコを沢山の若者からねだられるのが日常茶飯事の国でした。

そして、古いものを大事にするのは大事なことですが、大事にし過ぎてお金を使わないから、国の経済がどんどん落ちこむ。
そんな辛い国という印象でした。


これを救ったのが、鉄の女、サッチャーさんでした。
彼女の政策でみるみる国民は変貌。
ブランド物を身につける楽しさ、美味しい外食をする喜びを皆が知り、
死んでたデパートが蘇りました。
経済サポートで、ロンドンファッションは新しい才能をどんどん生み出し世界へ。

そして、古着しか着れなかった若者が、働いて欲しい物を買う事に目覚めて、TOP Shopを世界規模のアパレルにまで押し上げたのが、今の時代まで続いて来た訳です。

今のイギリスはみんなが外食を楽しみ、おしゃれをして、とても楽しそうです。

日本も元気を取り戻して欲しいなとつくづく思います。